「ソーラーパネル メンテナンス」について

ソーラーパネルのメンテナンス

ソーラーパネルの故障について調べていたり、営業マンの方に設置後のメンテナンスを尋ねたりした場合に、「ソーラーパネルはメンテナンスフリーで故障せず20年以上使用できる」というフレーズがよく出てきます。安価な商品なら物は試しという感覚で鵜呑みにすることができますが、ソーラーパネルは高額製品で長期的に使用しなければ元が取れない物なので、慎重に判断する必要があります。

ソーラーパネルは可動部分がないので、摩耗による故障などがないのが強みです。しかし、ソーラーパネル自体にも不具合が出ることがあります。「ホットスポット現象」と呼ばれるソーラーパネルの一部が高温になってしまう現象です。ソーラーパネルを形成しているセルの配線に問題があった場合に、電気が流れにくくなってしまい、一部のセルが高温化してしまうのが原因です。

また、ソーラーパネルの周辺機器であるパワーコンディショナーも不具合が多く、1年などの短い保証の場合、後に故障などのトラブルが出た場合、30万円という高額な製品を交換しなければいけないという事態になる場合もあります。

ここで大切になるのが、ソーラーパネルと周辺機器の定期メンテナンスサービスです。ソーラーパネルは天候により発電量が変化するので、故障による発電量の低下が出た場合でも気づきにくいことが多くなりがちです。点検方法も赤外線サーモグラフィで確認しなくてはいけないので、専門のプロでないと的確な判断がくだせません。もし重大な不具合や故障があった場合は、交換という事態もありえるので、プロによる定期点検とメンテナンスの存在が重要になります。

ただ、メーカーごとに定期点検やメンテナンスのサービスは対応が異なるので、注意が必要です。現状、ソーラーパネルの定期点検やメンテナンスは義務付けられてないので、メーカーごとの対応が異なります。メーカーによっては、定期点検やメンテナンスを行っていない場合もあるので、ソーラーパネルを購入する場合は注意が必要です。その場合は、長期メンテナンスのサービスを心がけている設置工事業者が必須となるので、慎重に専門業者を選ぶ必要があります。

また、設置する際にはパワーコンディショナーや接続箱などの周辺機器がメンテナンスしやすい場所に配置してもらうように考慮するのも重要です。それから、ソーラーパネルの材質を選ぶ際には、屋根用の建材と一体化してある建材一体型のソーラーパネルは、点検とメンテナンスがしづらいので避けるのが無難だと言えます。